Rails Girls Gathering JapanのKeynoteで話しました

Posted on December 13, 2020 22:26
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この記事は、Rails Girls Japan Advent Calendar 2020の13日目の記事です。

昨日は、Rails Girls Gathering Japan でした。

Rails Girls Gathering Japanとは

新型コロナウィルス感染症の影響で、2020年のRails Girls イベントは、2月以降開催することが難しい状況となっている中で、オンラインで何かできることを…ということで、これまでRails Girls に参加されたGirlsの皆さんや、コーチ、スポンサー、オーガナイザーとスタッフの方々によるLT大会です。

昨日は、裏で忙しくしていたこともあり、改めてハッシュタグ #rg_gathering_jp を追いましたが、皆さんに楽しんで頂けたようで、とても嬉しく思います。

正直こんなにたくさんの方に参加して頂けるとは思っていませんでした。 改めて、Rails Girlsというコミュニティは、みんなに愛されているんだなぁと感じました。

このイベントの企画をした経緯などは、スタッフのAdvent Calendarの記事で話してもらえるかもしれないので、ここでは省略します。

今回、初めてキーノートで話す機会を頂き、「As You Like It」というタイトルでお話ししたので、その話をしたいと思います。

As You Like It

タイトルにした、”As You Like It” という言葉は、今でも仲良くしている大学時代の先生から卒業前最後の授業で贈られた言葉です。
キーノートで何を話そうかと考えた時に、これから社会へ出ていく私達に先生が贈ってくれたこの言葉を伝えたいと頭に浮かびました。

今年は、新型コロナ感染症の影響で外出なども制限され、会いたい人にも会えない期間が長く続き、自分でも気づかぬうちにストレスが溜まっていたりします。
私自身もお家時間を楽しんではいますが、今度いつ仲間と会えるんだろう…と考えると、今の先が見えない状況では、やはりネガティブな気持ちになってしまうことがあります。

SNSで発信される誰かのアウトプットが、自分はできていないというプレッシャーに感じてしまったり、「今日も私は何もしなかった」という罪悪感のような感情を感じてしまうこともありますが、だからこそ、「As You Like It」(お好きにどうぞ)という言葉を思い出し、
「私の人生だから、私らしく、私の好きなように」と思うようにしています。

「強い」とかに縛られず「自分らしく、好きなように、楽しんでもらいたい」という気持ちをうまく伝えられていたらと思います。

私にとってのRails Girls

参加する人が私からどんな話を聞きたいのか、想像がつかなかったので、Asakusa.rbで @neko314 に聞いてみたところ、「Rails Girls のサポートをやっていくモチベーションがどこにあるのかを聞いてみたい」と言われました。

当日、@cobachieにも同じく聞いてみたら、同じ返答でした。(みんな不思議に思ってるんですね…)

それで、昔昔の私がRubyを書き始めた頃の話などをしました。
あの頃の私のように、今もどこか倉庫の片隅で、一人でRubyを書いてる人がいるかもしれない…と思うことが、モチベーションにもなっている部分もあります。

Rails Girlsを通して私が伝えていきたいこと

Rubyコミュニティの素晴らしさは、たくさんありますが、
Rails Girls などのRuby歴が浅い人には、

案外世界は狭い(一歩勇気を出せば、超えていける)ということを
是非知ってもらいたいと思っているので、そのお話をしました。

(キーノートをお願いした松田さんに交番までついて行ってもらったり、角谷さんに
財布拾ってもらったりしました…ありがとうございます!)

最後に

初キーノート、うまく伝えたいことが伝えられたかどうかわからないけれど、
Rails Girls Gathering Japanは、楽しんでもらえたようで、本当によかったです。

LTに登壇して頂いた方々、ありがとうございました!
みんな素晴らしいLTでした!
久しぶりにお会いできた方もいて、とても嬉しかったです。