I'm just a programmer.

Posted on September 26, 2010 14:09
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「私は、ただの1プログラマです。」
だから、私の書くコード1行1行には、理由があるし、こだわりもある。



昨日、私が入社してから、一人立ちするまで、
ずーっとついて仕事をしていた先輩と一緒に飲んだ。

10歳も年が離れ、先輩と呼ぶには、少しおこがましい感じがする その人は、
今の時代のPMとか、そういうタイプの人ではなく、
昔堅気で、自分の部下や後輩を、良くも悪くも面倒みるタイプの人で、
20代の頃の私は、その先輩のやり方が、どこか納得いかなくて、
距離を置いた時もあった。

今、当時の先輩の年齢になった私は、
最近、先輩を知る同僚から、彼に似てきた…と言われることがある。



最近、プログラマの質が悪くなった…という話は、
同じ仕事をしている人と飲んだりすると、よくする。
先輩ともそういう話をした。



マシンの性能が上がるにつれ、
コードを書く時に、メモリの解放とかを意識する必要がなくなって、
簡単にコードが書けるようになったから…といえば、
そうなのかもしれない。

現在、私は色々な人が書いたコードを見る機会があるけれど、
汚い、見にくい、わかりにくい、、、の屑コードが多いのは確か。
見ていると、本当にゲンナリしてくる。。。
逆に、 前に自社の10年キャリアの社員が書いたコードを見た時には、
「お!ここ、こうきたね~!」なんて、テンションが上がりぱなしだった。

いいプログラムは、読み手のプログラマのテンションを上げる。


その先輩が言った。
「プログラマは、作曲者じゃないけれど、
プログラムは、楽譜なんだ。
よいプログラムは、よい旋律が流れる」

今年の夏、今一緒に作業をしている人と飲んだ時に、
私も同じようなことを言ったのを思い出した。


I’m just a programmer.
その一言を自信を持って言い続けていくために、
先輩も私も、今日もプログラムを書く。